経血コントロールの方法とコツ!生理の経血は骨盤底筋を締めて溜めて出す!?

みなさんは、生理の経血も、尿や便を我慢したり排泄したりするように自分でコントロールできることをご存じですか?

将来の尿モレも防げる!生理時・経血コントロールのメリット

技術の向上により、紙ナプキンの吸収力が高まっている現代。
女性は今、生理中でも紙ナプキンがあることで生理前と変わらない生活を送ることができています。
しかし、紙ナプキンに経血が染みた時の嫌なにおいや、蒸れやこすれなどの不快感がなくなるとしたら?
私たちは、経血をコントロールすることができれば、生理中の不快やナプキンに付く経血量が減り、薄手の布ナプキンや布ライナーだけで快適に過ごすことができるのです。

経血コントロールって何?

「経血コントロール」とは、「トイレで経血を出すこと」。
トイレで尿や便を排泄するように、トイレの度に生理中の経血をある程度自力で調節し、排出する方法です。
トイレでまとめて出すので、ナプキンの交換回数も減らせます。

本来誰でも備わっている「膣を締めて経血を溜める力」

昭和より前の昔の女性には、今のような機能的な生理用品はありませんでした。
着物などで股をしっかりと締める姿勢でいることが多かったこともあり、経血が落ちないようにする力が自然に出来ていたそうです。
現代の女性にも、実は生理の経血を膣の中に溜めて落ちないようにする力が誰にも備わっています。
では、昔の女性にはあって現代の女性にはない力とは何でしょうか。
それは、膣を締めて膣内に経血を溜めておくことができる『骨盤底筋』という筋肉の力です。

骨盤底筋とは?

骨盤底筋とは、骨盤を支える筋肉で、子宮・膣・膀胱・尿道・直腸の内臓をハンモックのように支える、体の内側にある筋肉です。
女性は、出産経験や更年期で、骨盤底筋群などの筋力が低下し始め、尿漏れや膣トラブルを起こしやすくなります。
骨盤底筋が緩んでしまうと、排泄や排便にも影響をもたらします。
年齢とともに骨盤底筋群が緩んでいくと、更年期以降には「尿漏れ」「子宮脱」「膀胱脱」など様々な症状につながっていきます。
排泄障害・臓器脱の予防も目指して、骨盤底筋をトレーニングで鍛えていきましょう。
筋力アップだけでなく、締め方にも意識し、骨盤底筋の使い方を理解していきましょう。

経血コントロールのメリット

経血コントロールができるようになると、このようなメリットがあります。

  • 尿漏れや子宮脱の予防
  • 代謝がアップし、冷えの改善
  • 膣の締まりがよくなり、パートナーと関係良好に

子宮内血骨盤底筋群を鍛えて経血をコントロールすると、経血によるトラブル解消だけでなく、いろんな面でメリットがたくさんあるんです。

  • トイレで一気に排泄経血がナプキンにたまっている時の不快感が軽減される
  • ナプキンの交換回数や枚数が減って経済的・環境にも優しい
  • 生理がダラダラと続かずスッキリ終わって生理期間が短縮される場合も
  • 睡眠時にも無意識で調整できるようになり、睡眠の質が向上する
  • 不意にやってくる急な生理にも慌てることがない

骨盤底筋群が鍛えられると、他にもたくさん良いことがあります。

  • 血流アップ
  • 生理痛の軽減
  • 妊娠しやすい身体づくりに

布ナプキンでも「モレない」経血コントロールの意識とコツ

では実際に、どのように経血コントロール・骨盤底筋のトレーニングを行うのか見ていきましょう。
「骨盤底筋が鍛えられないうちは、布ナプキンだと漏れてしまいそう!使わないでおこう」と思った方、とてももったいないです!
紙ナプキンより、布ナプキンを早くから使うことが経血コントロールへの近道なんです。

布ナプキン

骨盤底筋のトレーニング方法

日頃から毎日意識して骨盤底筋群を鍛え・使えるようにしていきましょう。
ここでは、普段の生活の合間に出来る、簡単なトレーニング方法をご紹介します。

①膣を締め、力を入れて5秒キープし、その後は力を抜きリラックスさせます。
②このサイクルを約1分間に10回(1セット)を1日3セット繰り返していきます。

テレビを見ながら、家事をしながら、自分のペースで継続していきましょう。
効果を実感できるまでは、早い方で1ヶ月以内・練習量や体質によっては半年〜8ヶ月ほどかかる方もいます。

経血コントロールの方法とコツ

骨盤底筋を意識して行う経血コントロールの具体的な方法はこちらです。

経血が出てくるのを感じたら、骨盤底筋群を意識し膣口をしっかりと締める
②膣内に経血が溜まってきたのを感じたら、出ないように姿勢を保ったままトイレへ
トイレで力まないようにゆっくりと腹圧をかけ、膣を緩め溜まった経血をまとめて排出する

排出するときのコツは、力を抜き、リラックスして膣を緩めること。
そして自分の身体をしっかり意識してお腹(子宮周り)を手でさすり、温めてあげることです。
無理に膣内に経血を溜めておくことはよくないことです。

排出に時間はかかりますが、膣内の経血を出し切ってください。
トイレに行った際に経血を出し切ることができれば、日常生活をしている間の経血量が減ります。
布ナプキンでもモレない量になります。
多い日でもこまめにトイレに行って経血を出し切ることを心がけてみましょう。
少しずつ、布ナプキンで漏れずに過ごすことができるようになります。

布ナプキンだから経血コントロールの意識づけが可能に

この時、紙ナプキンをあてていると経血の吸収力があるため経血が出てもある程度快適に過ごせてしまいます。
布ナプキンをあてていることで、経血がどれくらい出たかが分かります。
自分が膣口をしっかり締められているのかどうか、経血を何とかまとめて排出できるようにならないか、という意識づけになります。

経血コントロールは女性本来の「膣を締める力」を取り戻すプロセスです。
自分の身体に向き合い、意識することが大事です。
お休みの日、お家で過ごす時間が長いときからスタートしてみるのがよいでしょう。

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